一昨日、お醤油搾りをしている時
糀屋さん見に行かない?
とお誘いを受けたので鴨川までドライブして醤油麹のピックアップを兼ねて糀屋さんの見学をして参りました
糀屋さんに醤油麹をピックアップしにいく
糀屋さんの中はこんな感じ
小麦と大豆と麹を混ぜ合わせたものを正面左側に積まれている木製トレイの中に入れて
糀室(こうじむろ)に入れて4〜5日間発酵するそうです
温度を一定に保つためストーブが完備されておりました
こんなところで作られているんですね
出来上がったものがこちら
醤油麹です
作っていただいた醤油麹を米袋に入れて自然食品店 ゆふぞらさんに持ち帰ります
チーバ君、何度見ても秀逸だわ(笑)
間違いなくご当地キャラNo.1でしょ!
ただいま、チーバ君の太ももの裏あたりにおります!
ランチタイム♪
今日もちゃっかりお醤油作りメンバーが持ち寄ったお昼ご飯をいただきます!
今日は手巻き寿司
お醤油は昨日絞った生醤油!贅沢〜!
さらに、デザートはお醤油かすで作ったクッキー!
チョコレート&レーズンの甘みの中にほんのりお醤油の香りがして美味しい
ってかこういうの作れる発想力がすごい
料理できるようになりたい...
手作りお醤油の仕込み 2022
腹ごしらえを済ませいよいよ仕込みです
お醤油の瓶詰めチームと仕込みチームに分かれて作業開始
一昨日まで今年のお醤油が入っていた木樽
中一日で再び登板!
ご苦労様です!
まずはお塩12kgを沢で汲んできた水32〜33Lと混ぜ合わせていきます
お塩は今年もメキシコ産の「にちえんそると」を使います
普段の生活で12kgもお塩を使うことがないですが、なかなかの量です!
こちらは別動隊が沢で組んできてくれた水
今回は32Lをドバドバとお塩の中に入れ
裏の竹林でカットしてきた竹棒で撹拌
続いて先ほど持ち帰った醤油麹を入れていきます
とてつもない煙幕!
再び竹棒を突っ込み撹拌
ある程度混ざったら手で混ぜ合わせていきます
今年も木樽とプラスチック樽の2樽構成
底に溜まった塩がある程度溶けたら仕込みは完了
こんな感じです
これに布を被せ、定期的に天地返しを繰り返し、来年のお醤油に熟成していきます
普段、スーパーに行けばサクッと買えちゃうお醤油ですが、手作りしたお醤油と比べると風味が違います
何でもかんでも手作りが良いわけではないですが、生活に欠かせないものを自分達の手で作るという体験は、これからやってくるかもしれない乱世をサヴァイブするときに役に立つでしょう
企業が作り、物流網に乗せ、お金で買うというスタイルは依存的で、もし供給網が途切れたりお金の価値が崩れたりしたら手に入れられなくなってしまいます
乱世がやってこなかったとしても、ベーシックな作り方を知っていると普段買っているモノのクオリティを理解する基準ができてきます
こういったオルタナティブをいくつも作っておくと「社会情勢の急激な変化や、お金がないと生きていけない」といった漠然とした不安から少しずつ解放されていきます
さらに、質を理解できるようになると、生活から無駄なものが削ぎ落とされライフスタイルがシンプルになり、満足感も高くなってくるものです
手作りお醤油が出来上がるのは来年 2023年の4月
すぐにオルタナティブが手に入るかというとそうでないことの方が多いもの
でも、今日始めた一つのことが数年後の状態を作り上げていくのです
さて、東京に一旦戻って次のオルタナティブの仕込みをして参ります!