ここ数年、デジタル配信が進んだこともあり音楽を聴くのはもっぱらBluetoothスピーカー
昨年の夏に日本で発売開始されたSONOS ROAMなんかは音質、音圧、解像感のバランスがよく、とてもペットボトルサイズとは思えない音を出してくれます
年末に久しぶりに物理ディスク(オリジナルラブの30周年ベスト盤)をゲットしたので、これまた久しぶりにアナログアンプに電気を入れてみました
東京自宅で使っているアナログアンプは2002年頃のDENONのプリメインアンプPMA-2000IV
アンプについてそれほど詳しくはありませんが、いくつか使ってきた中では、低音がずしりとしてJazzやSoul / R&Bを聴くにはピッタリ
各域のバランスや解像感を求めるのであれば癖が強いアンプになると思いますが僕がよく聴くジャンルにはフィットしています
このプリメインアンプに繋いでいるスピーカーはJBLのコンパクトモニター4312M Ⅱ
本当はもっと大きいスピーカーが良かったのですが、置く場所と音量の問題でこのサイズに留めました
低音を意識したアンプとJBLスピーカーのコンビネーション最高です!
しかしデジタル化が進んだいま、いちいちCDやアナログレコードをセットして音楽を聴くのはやっぱり面倒
PCやスマホに取り込んだMP3をBluetooth経由でアナログオーディオシステムに繋げないか?
とガジェットを調べたところ見つけたのがこれ
TaoTronics Bluetoothトランスミッター TT-BA09
このBluetoothトランスミッターは受信モード(RX)と送信モード(TX)で使えるので、MP3をアナログオーディオに飛ばしたり、アナログオーディオやテレビなどに繋いでBluetoothイアフォンで音を聴くことができます
ちなみにコーデックはaptXとaptX-LLの低レイテンシー
僕は試していないですが、スペック上は、テレビや映画とかの音をBluetoothヘッドフォンで聞いても音の遅延は感じないということでしょう。ヘッドフォン、イアフォンは2台同時接続可能です
アナログアンプにBluetoothトランスミッターを繋ぐ
今回の目的はMacBook、iPad、iPhoneに入ったMP3をアナログアンプで再生すること
まずは35mmイアフォンジャックとアンプを接続し、モードをTX(送信モード)にします
光デジタル端子もあるのでアンプが対応していたらより高品質で楽しめるでしょう
デジタルデバイスとペアリング
あとはデジタルデバイスとのペアリングをするだけ
電源ボタンを押してONにしてから、ボタン2度押しでペアリングモードになるので、デバイス側で接続すればOK
あとは再生するだけ!
これでPC、スマホ、タブレットに入った音をアナログオーディオで流すことができます
アンプやトランスミッターの電源を入れる手間はあるものの、デジタル的に調整されたスピーカーとは異なる音を楽しむことができます
うちの構成だと解像感が薄くなるので、最近の音楽だとこもったような印象でした
一方、低音重視(ウーハーを入れる程ではない程度)な楽曲だと、当時聴いていた懐かしい感じの音を出してくれます!
Bluetooth対応のアンプも出ていますが、トランスミッターを使って手持ちのアナログアンプやヴィンテージのアンプをゲットして蘇らせてみるのも面白いでしょう
オールドレンズをデジタルカメラにくっつける感覚で!
音の作り方もそうですが、物理的な作りも違いますからね
10年前といまでは