本日から冬の土用に入りました
土用というと夏のイメージですが、本来は立春・立夏・立秋・立冬前の18日間のことを指します
ちなみに土用明け(立春・立夏・立秋・立冬の前日)が節分になりますが、こちらも冬の土用明けだけが節分として定着しています
土用期間は土の気が動くので、土いじりするのはよろしくないと言われていますが、土用入り前からしていた作業は続けて良いという謎ルールがあるので、今日も田起こしの続きです!
とはいえ、立春(今年は2月4日)に向けて、自然の中の「気」の流れが活発になっていくのは、ここ数年の野良仕事経験からも感じているところ
そんな時期は人間の身体も少なからず影響を受けるはずなので無理せず田起こしを進めてまいります

今日も株間7、約2mほどの幅を耕していきます

田起こしも10日目に入り、流石に疲労が溜まっておりペースはいまひとつ
焦らずゆるゆると進めていきます
なんせ土用期間ですから!
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2021年から鍬一本で始めた人力田起こしも今回で6サイクル目

トラクターでやった方が早いし深く耕起できるので、人力で田起こしすることに価値があるかは微妙なところ
身体への負荷もかかるし、時間もかかるし...
あえてメリットをあげるとすると田んぼの中に隠れているゴミを拾えることになります

田んぼの中には、プラスチック片や千切れたビニール、ナイロン紐、茶碗の欠片などが埋まっています

例年、見つけては取り除いているので、だいぶ減ってきた感はあるものの、まだまだ出てきます
ゴミを見つけるたびに手を止めて拾い上げているのですが、ゴミを取ったところで稲の生育に影響があるわけではありません
「じゃぁ、なんでゴミを拾うの?」と言われると「なんとなく気持ち悪いから」というしかありません
誰かがルールを決めたわけでもないけれど、自分の中にある「綺麗にしたい」「整えたい」といった感覚がそうさせているのです
この行為は単なる自己満足なのかもしれませんが、大きな視点で捉えると、人間が作った「土に還らない不自然なもの」は人間の手で始末するべきということに繋がります
私たちの生活は地球のみならず大きな宇宙の循環の中で成立しています
その循環の中にある暗黙のルールが、僕の中の感覚、そして行動に繋がっているように感じています
そう考えると、人間が創り出したルールなんてちっぽけなもので、本来拠り所にするべきなのは、もっと大きな暗黙のルールの方なんじゃないかと思うわけです
政治が揺れ動こうと、金融が不穏な動きをしていようと、至る所で不正や不祥事が起きようと、この宇宙の暗黙のルールに繋がっている感覚さえ失わなければ大丈夫!
そんなことを思う2026年の田起こしです

さて、なんだかんだと4時間ほどかけて本日の田起こし終了

お陰様でここまできました!
おそらくあと2日。予定より2日ほど短縮して終わりそうですが、流石に身体が疲弊しているので少しペースを落とすことにします
なんせ土用期間ですから!

野良仕事を終え、ふと時計を見たら17時前
冬至を過ぎてから初めて「少し陽が伸びてきたなぁ」と実感することができました
太陽の力が強くなるにつれ、土の中の動きも活発になってきます
そう考えると昔の暦はよくできていますね!
