2020年8月最終日
今日は仕事が詰まっていたので、房総に来る予定ではなかったのですが、刈り取った稲を掛けるスペースがいっぱいになってしまったので、稲架(はざ)を作りに朝4:30起きして房総にやってまいりました!
コロナのお陰で仕事はリモートでできるし、午前中に終わらせてしまえば午後の時間を作業に充てられます
当初は、稲架を竹で作ろうと思っていましたが、切り出したり、紐で結いたりしていると時間がかかってしまいます
そこで思いついたのが、房総フィールドでおなじみのソーホースブラケットを使って2x4材で組んでしまう方法
これならインパクトドライバーで固定するだけで楽チン!
ソーホースブラケットと2x4材で稲架(はざ)を作る
房総フィールドに向かう途中、ホームセンターで2x4材を6本購入(@¥358 x 6 = ¥2148)
この時点でどうやって組み上げるかほとんどイメージできてませんでしたが、現物を見ながら考えることにします
育苗用のテーブルに使っていたソーホースの脚をそのままにして、横に渡す2x4材を取り外し、購入してきた1820mmの2x4材に伸長、その上に4本渡す感じにしてみました
2x4材を50mmのコーススレッドで固定
これだけ長い2x4材を固定していると、小屋を建てていた6年前の夏を思い出します!
横に渡した2x4材を縦方向に固定した方がお米を掛けやすくなるのですが、逆に12cmくらいの長いコーススレッドを使わないといけないので固定が大変になります
2x2材でも良かったかなぁと思いましたが刈り取った稲は結構重たい
対荷重を考慮しつつ、固定のしやすさを考え横位置にしました
ちょっと掛けにくそうだけど一時的なものなのでよしとします!
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稲刈りと足踏み脱殼機のレクチャー
30分くらいで稲架を組み上げ、残りは稲刈りの続き
今日は曇り空で風も通って作業がし易い!
2列分の刈り取りを終え、稲束をバインダー紐で結いていたところ、お隣さんがやってきて稲藁を使った結び方を教えてもらいました
イメージ的には、脱穀したあとの稲藁をよじって、束をクルクル回して、稲藁の片方を輪っかに通す
みたいな感じですが、言葉では説明できません(笑)
そのあと、刈り取った稲を房総フィールドまで運んでいただき、今度は足踏み脱殼機を使った脱穀レクチャー
手前が足踏み脱殼機、奥がゴミを取り除く唐箕(とうみ)
脱殼機の名前は「愛農號」、カッコよすぎ!
早速お手本を見せてもらいます
簡単そうに見えましたが、実際にやってみると意外と難しい...
装置の中の歯車が逆回転してしまったり、足踏みしながら回していると稲穂の抵抗で止まってしまうのです
この秋の集中トレーニングは脱穀に決定!
数束脱穀しただけでこれくらい(籾殻つきで2〜3kgくらい)採れました♪
残りを考えると、うまくいけば100kgくらい採れるのかも?!
楽しみ!
ですが、稲刈りの本番はこれから
あ〜先は長い・・・
そろそろ大根のタネ撒きもあるし、ニンニクの植え付けもしなくちゃ・・・
田舎暮らしって全然スローライフじゃないのです(笑)