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#45 Apple Watch Series4 Hermès



いままでApple Watchを冷ややかな目で見ていましたが、2018年2月に米国で始まった医療診断サービス「Apple Heart Study」やSeries 4から追加された「転倒検知+緊急通報機能」、そしてこちらも米国のみのサービスとなりますが「心電図測定機能」が気になって試して見ることにしました。

Apple Heart Studyはアップルがスタンフォード大学と共同で行った実験で、Apple Watchが不規則な心拍パターン(極端に低い心拍数や不整脈)を検知するとユーザに「医師へ通話」をプッシュ通知、医師にデータが連携され簡易診断してもらえるもの。

いままでフィットネストラッカーを使用し、歩数や心拍数などの生体データをヘルスケアアプリにストックしていましたが、ある程度傾向が見えてくると面白みがなくなってしまい、着けるのをやめてしまいました。

フィットネストラッカーが生体データを取得し可視化するのが第1世代だとすると、ビックデータと連動し健康状況を分析し問題があるときにアラートを出してくれるのが第2世代、そのデータを医師と連携するのが第3世代だと思っていたので、Appleは一気に2世代先に行ったという印象を受けました。

残念ながら日本ではサービスが構築されていなかったり、認可が降りていないのでApple Watchが持っている機能をフル活用出来ません。

医療の本来の役割は「病気にならないようにすること」だと思っています。自覚症状が出る前に異常を検知し医療機関と連携する仕組みは、今求められているサービスだと思います。(政府、医療現場、製薬会社が早く本質に目を向けてくれることを期待せず期待したいところです 笑)

いまはデバイスを装着して健康状態を把握していますが、近い将来、トラッキング出来るものを体内に埋め込む様になるんでしょうね。こういったことに抵抗がある人もいるでしょうが自分の身を守れることがわかったら普及していくのでしょう。そして誰がそのデータを管理するのか?それがキーになるんでしょうね。

Apple Watchを2週間ほど使ってみた感想は、フィットネストラッカー+iPhone通知機能代理といった程度の代物。価格に見合うものかと言われると微妙。

でも垣間見てみたかった未来を少し感じとれたのと、気持ちを上げることはできました。「病は気から」と言いますが、楽しいこと、わくわくすることは健康対策なのです(笑)

Apple
https://www.apple.com/jp/

Hermes
http://www.maisonhermes.jp/feature/794360/

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