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南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる

南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる


ときは戦国時代 1560年代から1570年代ころ上杉氏の勢力圏であった上野国(こうずけのくに)に武田信玄が侵攻します

その戦を西上野侵攻といい、最終的に武田勢が勝利します

ちなみに武田勢が侵攻した西上野あたりは、いまの地名で言うと佐久から高崎の間、榛名山の南、秩父の北あたりになるかと思います

そのときの勝利を祝い始まったのが、群馬県南牧村で夏に行われる火祭り「南牧の火とぼし」

ちょうどお盆に行われるので送り火のようにも捉えられますが、祭りの起源は祝勝にあるようです

450年近く前から続くこの「火とぼし」

南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる

祭りが行われるのは南牧川にかかる大日向橋

ロープを取り付けた藁束に火をつけ、欄干からぶんぶん回すだけの祭り

明確なスタートの合図があるわけでもなく18時ごろからなんとなく始まり、三々五々な感じで村の方々がかわるがわる藁束を回していきます

南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる

とってもシンプルなお祭りなので、おそらく当時からその姿は大きく変わってはいないのでしょう

15年くらい前に一度見たことがありましたがまったく変わっていませんでした!

南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる

山深い谷間の村でこんなゆる〜いお祭が450年以上も続いてるというのが驚き

観光目的で来る人もそんなに多くないので、経済効果もほとんどないと思われます

南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる

それでも代々受け継がれてきたのは、きっと、村の人達が純粋に祭りを楽しんでいるからなんじゃないかと思いました

そもそも祭りの始まりが祝勝ですからね

南牧の火とぼし 450年近く続く火祭りを見ながら「楽しさ」こそが行動の動機であるべきだと感じる

義務的に受け継いだり、お金のために続けたりするのではなく、純粋な「楽しい!」という気持ちが行動の動機であるべきなんでしょうね!

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