菊芋は天然のインスリンと呼ばれ、血糖値の急上昇を抑えてくれると言われる植物
数年前、試しに房総フィールドに植えてみたら、あれよあれよという間に増殖してしまいました
菊芋は、夏には背丈くらいまで茎が伸び、秋に菊のような黄色い花をつけ、冬前に枯れて上の写真のような状態になります
そして根本の比較的浅いところに生姜のような形をした菊芋がボコボコとできます
この時期になると毎週のように菊芋を掘り起こしているのですが、到底消費できる量ではなく、残った菊芋が増殖を繰り返しております
恐るべし、菊芋の生命力!
15分ほど掘り返しておよそ2週間分の菊芋を収穫
ちなみにこれを土に植えて放置しておけば来冬には収穫できますが、すぐに広がってしまうので畦板などで囲っておくのがベターです!
植えられる方は要注意!
菊芋の調理法 キクイモポタージュの作り方
菊芋の食べ方は色々ありますが、際立った風味があるわけでもないので僕はポタージュにしていただいております
キクイモポタージュのレシピ
- 菊芋 600g(皮を剥く前の状態)
- 玉ねぎ 1玉
- ニンニク 1〜2片
- オリーブオイル 適量
- 水 300〜400ml
- コンソメキューブ 2〜3個
- 豆乳 300〜400ml前後
- 塩・胡椒 適量
キクイモポタージュの作り方
ドロドロの菊芋を洗って土を落としていきます
ちなみに土がついた状態で蓋付きのバケツに入れておけば2週間くらいは持ちます
菊芋を調理するとき厄介なのがその形状
凸凹していて包丁で皮を剥いていたらキリがありません
僕はピーラーを使って荒く削ってしまっています
なにせ食べきれないほど採れるので多少の無駄が出てもOKという発想です!
続いて菊芋をスライスして水にさらします
オリーブオイルを鍋に入れ、自家製ニンニクで香り付け
ニンニクの香りが漂ってきたら玉ねぎを炒めます
玉ねぎがしんなりしてきたら菊芋を入れてオリーブオイルと絡めていきます
ひたひたになるくらいの水を入れ
コンソメキューブを2〜3個ほど入れて煮立てていきます
菊芋が柔なくなってきたら火を止め粗熱を取り
ブレンダーでとろとろにしていきます
もうちょっと大きめのブレンダー欲しい...(笑)
菊芋がペースト状になったら
豆乳を入れ
塩・胡椒を適量入れて一煮立ちさせます
これで完成!
ボナペティ!
血糖値をモニタリングできるフリースタイルリブレで菊芋効果を検証
毎年1回くらいフリースタイルリブレという血糖値をモニタリングできるデバイスを装着し、食べたものと血糖値の相関を見ています
昨年末、キクイモポタージュを飲んだ時と、飲まない時でどれくらい変化があるのか検証してみました
①左のグラフの赤丸は寿司6貫、鶏鍋を食べた後の結果
②真ん中の赤丸はキクイモポタージュを飲んだ後、同じものを食べた後の結果
①のキクイモポタージュを飲まない時は基準値を超えるスパイクを起こしていますが、②の飲んだ時は血糖値の上昇が緩やかです
他の食材でもキクイモポタージュ有無の組み合わせを試してみましたが、ポタージュを飲んだ後、少し経ってから糖質(米やパンなど)などを食べると血糖値の急上昇は抑えられるケースが多かったので一定の効果はありそうです
僕は血糖値スパイクを起こしやすい体質なのでキクイモは心強い食材ということ
ちなみに真ん中のグラフの右側のスパイクはビーフカレーを食べた時の状態
最低でも右側のグラフのような1日を過ごせるようになりたいものです
とはいえ、糖質美味しいし...
血糖値スパイクは甘い誘惑との戦いなのです!
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