オンとオフ、日常と非日常、都市と自然
そういったものの境目はあるようでなかったりするもの
たとえば、旅行に行くとき、飛行機に乗り込むときまでがオンで目的地に着いたときからオフが始まるといった明確な境界はありません
東京で買い物をしていようと、静かなビーチで夕陽を眺めていようと、そこにいるのは常に自分であり、どこにいようと境目というもはないのです
与論島の大金久海岸で朝の空気をめいっぱい吸い込み
そこから船に乗り込んで、透明度の高い海を渡り
干潮時のみ姿を表す百合が浜に上陸したり
憧れの与論ブルーに見惚れたり
そこからダイブして海亀と泳いだり
ちょっと離れた珊瑚の森でカラフルな魚たちと戯れたりしてた1週間ほど前の自分
与論島は一周するのにクルマで40分くらいの大きさ
レンタカーが借りれなくてレンタバイクになったけど、逆にこっちの方が小回りきいていいかも
日中はカフェで一休みして
陽射しが和らいだらビーチに行くのが正解!
島の至る所にあるビーチはどこも美しく、どこもほとんど人がいません
ここは南側にあるフバマビーチ
島の中心地 茶花からほど近いウドノスビーチの入江
まるで映画のセットのような嘘くさいほど美しいところ
夕方になったら島の西側に移動してサンセットを楽しみ
茶花でご飯を食べて宿に戻る途中、ふと夜空を見上げてみると
満点の星空!
天の川が肉眼でぐるっと半周見渡せてしまいます
このシーンをカメラに収めたくなり深夜1時過ぎにスクーターで宿を出発
真っ暗な田舎道をひた走り、ヨロン駅へ
銀河鉄道999が降りてきそう
*
こういったシーンを眺めていると、非日常的な感覚になるものですが、日常と非日常の境目をつくり出しているのは自分自身
頻繁に移動したり、新しいことを見つけたり体験していると、ルーティーン的な日常というものが薄れ、非日常との境目が曖昧になってきます
日常と非日常の境界をどんどん溶かしていけば日々の生活はもっと豊かで楽しくなるもの
与えられた時間とエネルギーをどこに注ぎ、タイムラインをどのように描くかは自分次第ということ
そんなことを改めて感じさせてくれるヨロントリップになりました!