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出穂と穂揃いの狭間に想う、発想の転換と自立すること

出穂と穂揃いの狭間に想う、発想の転換と自立すること


8月初旬の田んぼは、稲の花が咲き穂が出てくる「出穂」(しゅっすい)と、穂が出揃う「穂揃い」(ほぞろい)の間くらい

あと1ヶ月で稲刈りなんてまだ実感がないですが、稲は確実に育ってくれております♪

出穂と穂揃いの狭間に想う、発想の転換と自立すること

現在の農業従事者の平均年齢は70歳と言われています

このまま若い人の参入やオートメーションが進まなければ、少なく見積もっても10年後には国産の食料を調達することが厳しくなるということです

さらに、ここ数年の米騒動のような(おそらく)人為的な事態が突然起こることもあるわけです

お金が有り余っているのであれば、金で解決する方法もあるのでしょうが、そのような状況に陥ったとき、自国の食料が流通に乗るかどうかもわかりません

この比較的目の前にある課題を目の当たりにしても、それは政治の責任だとか、どこかの誰かが解決する問題だと思っている人が大半だと思います

出穂と穂揃いの狭間に想う、発想の転換と自立すること

社会構造的に「生きていくこと」と直結した「労働」から切り離されている人がほとんどなので、意識と行動を変えることは大変なのは重々承知ですが、自分が使えるエネルギーの一部を生活のベースとなるものに使っていく発想の転換がそろそろ必要になってきているような気がします

実際にやってみるとわかりますが、生活ベースとなるものを一人で賄うのはさすがに厳しいので、それぞれが得意な分野で生産したものをなんらかのかたちで取引するシステムができあがれば、それで最低限の生活は成り立っていくはず

なんの価値も生み出さない政治家や役人や金融システムに依存しなくても、「こっちはこっちで勝手にやりますから!」的な世の中になれば、本当の意味での主導権は一人一人に戻ってくるわけです

そんな自立分散的な世の中になったら面白いと思いませんか?!

まっ、本当に危機的状態になれば、各々で動き出すんでしょうけど、早めに動いたほうが経験値が上がりますからね!

出穂と穂揃いの狭間に想う、発想の転換と自立すること

なーんてことを思いながら真夏の草刈りでエネルギーを消耗している房総オルタナティブライフでした!

あ〜来月から稲刈りと脱穀かぁ・・・

しんどいなぁ(笑)

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