昨日、クルマで都内を走っているとき、目の前の風景がほんの少し歪んで見えました
すぐに元に戻ったので、マトリックスワールドのネットワークに遅延が起き、映像生成が間に合わなかったのでしょう!
いや、ただ目が霞んでいただけなのか?!
私たちが普段 当たり前のように見ている風景は果たして本当に存在するものなのでしょうか?
それとも見た瞬間に生成され、目を離すと消えているものなのでしょうか?
物質を構成する最小単位である素粒子は「波の状態」と「粒の状態」のふたつを持ち合わせており、量子力学の世界では「人間が観測した瞬間に状態が決定される」つまり「波の状態が粒の状態になる」といわれています
いま見ている風景は、自分が見た瞬間に、それまで波の状態であった素粒子が粒に変わり物質化したとも捉えられるのです
歩いているとき、次の角を曲がろうと決めた瞬間、ポリゴンが生成されその風景が出来上がっているのではないだろうか?と思ったことはないでしょうか?
もしそれが真実だとすると、この世界はゲームのようなデジタル情報で構成された3D空間であり、我々はプレイヤーのアバターとしてその情報空間を彷徨っているだけなのかもしれません
普段生活をしている上では「そんなのどっちでもいいよ!」って思うんですけど、そういった感覚がゼロかというとそうでもなかったりします
ということで、僕のプレイヤーが「房総に行け」と指示を出したのでアバターである僕が3D空間を移動してまいりました
このアバター、こき使われておりまして、この時期は田起こしをさせられます!
しかもクワ1本で(笑)
さらにバーチャル空間で流通するコインを稼ぐため仕事もさせられます
僕のプレイヤーはガジェット好きなようで、先日溜まったコインで衛星インターネットサービス STARLINKを買ってくれました
おかげで快適です♪
このバーチャル空間、なかなかよくできておりまして、夜になると星が輝きはじめます
この季節は朝霜に朝陽が反射しなかなか綺麗です
こういうシーンを写真におさめると、肉眼で見た時よりエモーショナルに写ります
なにがリアルでなにがバーチャルなのか、その境目は結構曖昧だったりするんですよね
そもそも、いまの仕事を選んだ理由も、東京と房総を往復している理由も、実はよくわかっていなかったりします
「楽しそう」「やってみたい」っていう想いは、プレイヤーが操作しているコントローラーの加速度センサーのデータだったりしてね!
この世は、ほんと、ミステリアス!