朝から強い日差しが照りつける房総フィールド
朝寝坊したいところですが、小屋に差し込む日差しと暑さで目覚めてしまいます
朝イチでベッドを小屋から出し天日干しして小屋の中を掃除
ちょっと動いただけで汗が吹き出て来ます
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おたまじゃくしのお引っ越し
野良仕事用のゴリラカートの中には雨水が溜まり、おたまじゃくしがいっぱい泳いでいます
ゴリラカートは2011年初頭にコストコで購入して間も無く10年
カートを引っ張るロッドが折れ、バケットは紫外線で劣化し、フレームは錆だらけ
どこまでメンテナンスできるか未知数ですが、一旦東京に持ち帰りレストアすることにします
しかし、ゴリラカートを持ち帰るには、おたまじゃくし達に移動していただかなくてはいけません
房総フィールドではカエルは神聖な生き物として崇められているので、むげには出来ません(笑)
ということで、1匹ずつすくってバケツにお引っ越ししていただきました!
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終わらないでほしい夏、終わってほしいハマスゲとの戦い
今年に入ってからどれだけ土を掘り返したのでしょう?!
春先に資材置き場を片付け、ススキを抜根して畑にコンバート(ちょうど写真の奥のあたり)、小屋の前方にある区画を作り直し、サツマイモ、ニンニク区画のハマスゲ退治を開始
ようやくメイン区画のハマスゲ抜きが大方終わりました
ここまで来たらあとは侵入を防ぐため周囲のハマスゲを抜き取り、こまめに区画内の残党をやっつけるだけ
今まで幾度となくチャレンジして来たハマスゲとの戦いもこれで終わることを祈るばかり!
クリーンナップされた畑の中では
緑ナスのルイジアナロングがグッと大きくなり
今年は不作かと思われたゼブラ色のナス リスターダ・デ・ガンジアもようやく実をつけてくれました
ソテーしても美味しいし、イタリアントマト サンマルツァーノと一緒にラタトゥイユにするのが夏の定番
6月に苗屋さんで購入してきた味むらさきナスもいっぱい房をつけています
これからはナス祭りになりそう♪
こちらも苗屋さんで購入してきたズッキーニ
ついにジャンボサイズ(!)のズッキーニが実ってくれました
今まで幾度となくチャレンジしてきたズッキーニですが、花は咲けどいつの間にか実がいなくなってしまっていたので喜びもひとしお!
これも苗屋さんで買ってきたスイカ 黄こだま。日に日に大きく育ってくれています
別の区画では勝手に発芽したスイカが蔓を伸ばしています
おそらく去年の夏にプップッと飛ばしたタネが芽吹いたのでしょう!
実はまだついていないけれど、どの品種なのかはできてからのお楽しみ!
こうやって勝手に自然のサイクルが回っていくのが理想的な畑です
ただいま絶賛定植中の小豆ですが、こちらは勝手に落穂から発芽し実をつけた小豆
いつもは夏前に種まきして11月ごろ収穫していますが、この時期に収穫できるとなると春に種まきしても良いのかもしれません
知識でコントロールするより、タネが教えてくれることに従った方が自然ですからね
小豆の定植が終わったので育苗中の苗はありません
なんとなく夏の終わりを感じてしまいますね
次ここを使うのは10月のそら豆かな
7月8日のメイン区画
8月15日のメイン区画
1ヶ月前と比べると、雑草がなくなっただけでなく、植物達の成長っぷりがわかります
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お盆を過ぎると賑やかな雰囲気が薄れ、ほんのり秋の気配を感じるようになってきます
人の動きはコロナ騒動で例年ほどではないですが、空に浮かぶ入道雲、バジルの香り、夕暮れに鳴くひぐらしは声は変わらず夏の気分を引き立ててくれます
太陽の力強さに引っ張られ、植物たちも人間もエネルギーが満ち溢れる夏
暑さでちょっと意識が麻痺したようなこの感覚が好きなのです
書店ではアルベール・カミュの「ペスト」が平積みされていますが、この時期は「異邦人」の方があっていますね!
エネルギーに満ち溢れているとはいえ、猛暑が続いているので無理しすぎず、体調管理はしっかりしていきたいものです
流星群を深夜まで追いかけ、2日間の野良仕事で体力を消耗したので東京に戻り暫し休息
日焼けと疲労で免疫力も低下していると思われるので、リカバリーするまで大人しくして過ごすことにします
身体からの声に耳を澄ませばいますべきことがわかります
皆さんもご自愛くださいませ!