10連休もあっという間におしまい
昨晩突然の雷雨でびしょ濡れになったテントとシュラフ
夏のような日差しだったので午前中いっぱい乾燥させて撤収
因みにこのテントGeodome4には黄色いフライシートが付いているのですが、取り付けが面倒なのでいまだにつけたことがありません
房総オルタナティブステイ用に導入して1ヶ月、ようやく自分で泊まることができました(笑)
ジオメトリー構造が形づくる不思議な空間を堪能。もう、これで宇宙に行けちゃいます!
お泊まりしてみたい方はこちらから!
*
命を繋ぐ「固定種」の種まき
今日は昨日に引き続き畑の種下ろしです
昨日が新月、今日は月齢1
月が満ちていくパワーに引っ張られてぐいっと成長してもらいたいものです
今日下ろしたタネはこちら
(直播)
黄もちトウモロコシ
スクナカボチャ(9月〜10月収穫予定)
早生枝豆 越後ハニー(7月上旬収穫予定)
ピーナッツ 大まさりと普通の落花生(2018年自家採種)
ゴーヤ 沖縄あばし苦瓜(2017年自家採種)
黒ごま(2015年のタネ。発芽するかな...)
(ポット)
シュヴァルツアーポップコーン(2018年お隣さん自家採種)
スウィートバジル(3月下旬に蒔いた分の生育が悪かったので追加)
ゴーヤ 沖縄あばし苦瓜(追加購入分)
(その他)
さつまいも 安納芋と紅はるか(芽出し用。ちょっとタイミング遅いけど...)
これらは全て固定種のタネ
ホームセンターなどで一般的に販売されているタネや苗はF1種が多いのです
F1種とは、最初の年は収穫できるけど、そこから採れたタネを蒔いても発芽しなかったり生育が悪く、1世代しか交配できない、ある意味、遺伝子操作されてたタネのこと
F1種のタネで成長した野菜は、育ちが早く、かたちが均一になりますが、命を繋げない植物は、文字通り、不自然に感じます
普段スーパーで売られている野菜のほとんどがF1種だそうです。たとえオーガニックと謳っていてもタネまでオーガニックなのかはわかりません
もし、この状況に違和感を感じるのであれば、生産工程をオープンにしている農家さんか、自分で「固定種のタネ」で育てるしか方法がないのです
ここ房総フィールドでは基本的に固定種のタネを蒔き、収穫期に数本残してタネを採ってまた翌年育てるサイクルを目指しています
さらに理想とする畑は、落穂から勝手に発芽してそこで野菜が育つ畑
今年はマスタードや大根、長ネギなどが好き勝手なところで芽吹き、また花を咲かせ、タネをつけてくれています
手の行き届いた里山とかもそうですが、基本は自然の意思に身を任せ、ちょっと人間が手を入れさせてもらうのが理想。そして、そういう環境って往往にして美しいものなのです
エコロジストが「人間なんて自然にとっては害しかない」と言っているのは間違い。人間も自然に介在することで自然と調和できるのです
今は過剰な経済効率化によって自然のサイクルから分離しちゃっていますが、人の本来のあり方はそういうものだと思うのです
黄もちトウモロコシの種下ろし
ピーナッツ 左が大まさり、右が普通の落花生
ゴーヤは殻を少し傷つけてしばらくぬるま湯に浸しておいたほうが発芽がよくなるそうです
スギナなど地下茎で伸びる草は生命力も強く厄介。こいつらを地道に手で引っこ抜いています。焼け石に水状態ですが(笑)
昨日、今日で植えた苗やタネに水撒き。昨晩の雷雨のおかげか、ポットで育てている時よりぐっと逞しくなった気がします
ゴールデンウィークはこんな感じでちまちまと野良仕事をして大半の時間を過ごしました
土をいじり、ドローンで空からの夕日を眺め、星空を堪能し、テントで眠り、朝陽とともに目覚める生活
MacBook、iPhone、ドローンなどのバッテリーは全てソーラー発電したオーガニックエナジーに入れ替わりました(笑)
自然とシンクロしているこの感じはなんともいえない心地よさがあるものです
そして、Kさんも遊びにいらしてくれたし、お隣さんちに泊まりに来ていたBoyzとドローンで遊んだり、お隣さんともいろいろお話しできたし、
それはそれは充実した10日間でした!
ほんと、皆さんありがとうございました!
東京に戻るのが、怖い...(笑)