先日 玉前神社に行ったら年末年始に見かける茅の輪が出ていました
玉前神社の茅の輪は
「祓へ給ひ清め給へ」と唱えながら、左、右、左と3回くぐり、心身についた罪・穢れを清め、神々の御加護を祈る禊ぎの神事
境内に日本最大級直径3メートルもの大きな茅の輪を作り、その輪を通ることによって罪穢れを除き心身の清浄を祈ります。
茅の輪の起源については、「神代の昔、武塔神(素盞鳴尊)が南海の方へお出でになる途中、或る所でお泊まりになろうとして、土民の蘇民将来、巨旦将来という兄弟に宿を求められた。その時、弟の巨旦将来は、裕福な身であったにも拘わらず、宿を拒んだのに対し、兄の蘇民将来は貧しい身であったが、尊をお泊めし、粟柄で座を設け、粟飯を饗して御接遇申し上げた。その後、年を経て尊は再び蘇民将来の家を訪れ、"若し天下に悪疫が流行した際には、ちがやを以て輪を作り、これを腰に著けてをれば免れるであろう。"と教え給ふた」とあります。
日常生活の中で知らず知らずに犯している罪・けがれを祓い清め 新たな気持ちで明るく正しい生活に立ち戻る為の伝統行事です。
年末年始に茅の輪が出ているのは知っていましたが、6月にも出るんですね
今日、6月30日15時から茅の輪の前で神事が行われるとのことだったので参加してみることにしました
雨予報だったため茅の輪の前にはテントが張られています
神主さんのお祈りのあと、玉串で御祓していただき、事前に渡されていた白い包み開きます
その中には白い四角い紙がいくつも入っていました
これを左、右、左の順番で身体に振り落としていきます
その包みの中にもう一つ、人型の紙が入っており、今度はこれを頭から身体にぽんぽんと当てていき、最後にふぅーっと息を吹きかけます
その紙を再び包みの中に戻し、神主さんにお戻しします
御祓に使った玉串や包みなどをこの箱の中にしまい、神主さんのあとについて茅の輪を3回くぐります
茅の輪をくぐっていたら、神社の方が
「茅の輪を引っこ抜いて持って帰ってください」
とおっしゃっていたのでいただいてみました
神主さんに続き、本殿前でお祈り
今年は新型コロナウイルスの影響で参列者はここまで
本来であれば本殿に入って、神主さんが運んでいた箱と一緒に御祓をするようです
あまり自覚はないものの、この半年間でついてしまった汚れを祓っていただき、心身ともにすっきりした感じがします!
ありがとうございました
先ほどいただいた茅の輪の藁は、
「くるっと輪にして神棚に置いておいてください」
とのことだったので、よじって輪っかにしてみました
小屋の神棚はお札を置くスペースしかないので少しずらさせていただき、ミニミニ芽の輪も一緒に置かせていただきました!
明日から7月、激変の2020年も残り半年
このBlogを読んでくださっている方々、僕の身の回りにいる方々、そして僕自身が健康で安らかに過ごせますように!