本日は小麦の脱穀からスタート

昨年はタネの保管状態が悪く、全然発芽せず収穫できたのはこの束のみ
今年の春に刈り取ったものですが、脱穀もせず干しっぱなしにしていたら、いつの間にか11月になってしまいました!

そろそろ来年に向けて種まきをしないといけないのでようやく脱穀です
脱穀は毎年恒例ハートランドの空き瓶でトントンして実を落としていきます

半屋内のトイレ小屋にかけていたのですが、隙間からカメムシが入り込んだみたいで結構虫食いが・・・

量が少ないのでサクッと「実」と「殻」と「藁」に分離
今日は比較的風があったので天然の唐箕で殻を吹き飛ばせました♪

10月下旬までサツマイモが植っていた区画を整え直し種下ろし
タネの虫食いが気になるところですが無事発芽してくれることを祈ります!
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房総に来るようになった初期の頃、500mlのペットボトルにぎっしり詰まった種をお隣さんからもらったのが小麦作りのスタートでした

それ以来、毎年のように小麦を作り続けているのですが、今まで一度も口にしたことはありません!
なのになぜ小麦を育てるのか?
と言われると自分でもよくわからず(笑)

春先に黄金色に輝く小麦
小麦作りのモチベーションはこの光景を見たいだけなのかもしれません!
その動機がなんであったとしても、「知ってる」と「出来る」の間には大きなギャップがあります
作物を育てるなんて「種を蒔いて収穫するだけ」ということは誰もが知っていることですが、いつ植えて、いつ収穫できるのか?とか、どれくらい面積があればいいのか?とかは実際にやってみないとわからないものです
高度にシステム化されたこの社会で食糧危機なんて起こらないのかもしれないけれど、もし食べ物が手に入らなくなったとしても、自分で作れるという経験とノウハウがあればサヴァイヴできる自信に繋がります
まして、どこの誰が、どのように作り、どのような処理を経て流通されているか分からないものより、自分で作ったもののほうが圧倒的に安心感がありますしね
ということで、今年も種まきは完了!
来春も黄金色のシーンに埋もれられますように(笑)