関東地方は桜が咲き誇るシーズンとなりました
アクアラインを渡り、房総の里山を走っていると普段何気なく通り過ぎている風景が華やいで見えます
こんなところにも桜があったんだぁと、桜につられ寄り道しながら房総フィールドへ
雑草の勢いが増してきており、そろそろ草刈り始めな感じですね
さて、本日は2025年 房総オルタナティブ米の苗づくり
お隣さんが春分の日から籾を水に浸して置いてくれました
もちろん昨年ここで採れた籾でございます
左がコシヒカリ、右が竜の瞳(というお米の品種)
ちなみに「籾(もみ)」とは、お米が実った時の状態
籾→(籾摺り)→玄米→(精米)→白米 って感じですね
水に浸して約2週間
ちらほらと芽が出てきていますね♪
まずは籾を80g取り出し
水稲用の土が入ったトレイに籾をぱらぱらと蒔き、なるべく均等に慣らしていきます
その上に土を被せて
こんな感じに慣らして完了
GW明けには立派な苗に育ってくれますように!
備忘録:左(無印)龍の瞳、右(白)コシヒカリ
といった感じで、苗を作る場所も、籾もトレイも土もぜーんぶお隣さんが準備してくださっているので、僕は体験農園的に籾を蒔くだけの作業でしたが、一応、やり切りました(笑)
毎度ですが、ほんと感謝でございますm(_ _)m
田んぼにも水が入り、そろそろ今シーズンが本格的に始まります
ここの田んぼを使わせてもらって6年目、ここの田んぼで採れたお米のサイクルが回り始めて3年目
2020年に田んぼをやらせてもらうことになったのは偶然の出来事でした
当時はお米作りをすることになるなんて、夢にも思ってもいませんでしたが、もともと房総に拠点を作ったのは「食べ物を自分で育てられたらいいなぁ」という想いがあったから
小屋を建てながら、ちまちまと畑を始めたことがお米づくりに繋がっているのです
田んぼにかける時間は、ざっと1人月くらい。つまり12ヶ月のうちの1ヶ月くらいを消費しています
工数換算すると、高騰しているとはいえスーパーで買った方が圧倒的に安い
でも、ポイントはそこにはありません
誰しも潜在的に「やってみたい」という想いがあると思います
その想いをひとつずつ叶えていくと、連鎖反応が起きて、やがてその想いの本質的なものに辿り着くもの
例えば、あなたがクロワッサンが好きで「あのパン屋さんのクロワッサンを食べてみたい!」と思ったなら、明日の朝 早起きして買いに行くのです
そのお店のクロワッサンが気に入ればまた買いに行くでしょう。繰り返し通っているうちにお店の人と仲良くなって、いつの間にかそのお店でクロワッサン作りをしている自分がいるかもしれません
もしくは、世界中のクロワッサンの食べ歩きしているうちにinstagramのポストが誰かの目にとまりクロワッサン本を出版することになるかもしれません
なにを言いたいかというと、最初に行動するときの動機は「労働の対価として得られるお金」ではなく、「やってみたいという想い」であるべきだということ
小さな「やってみたい」を「叶えていく」=「行動していく」ことが連鎖反応を生み出し、あなたが本当に求めていた世界に辿り着くのだと思うのです
そして、その世界にたどり着いたとき、あの時の小さな「やってみたい」が始まりだったなぁと気づくもの
もし明日の朝、クロワッサンを買いに行かなかったとしたら、未来の自分がいる世界は今いる世界と同じかもしれません
その時、未来の自分はどんなふうに感じているでしょう?
本日、月は上弦を迎えました
3月中旬から続いている日蝕・月蝕を経て「蝕の季節」は終盤に入ります
僕は、星の巡りのせいか、集中力はないは、身体はだるいはで揺れに揺れております...
話を聞くと僕の周りも同じように揺れているようで、感じる人は感じているんでしょうね、きっと
こんなときは、内側にある「これ、やってみたい」という声に耳を傾けながら、進んでいくしかありません!
いまは種まきの季節、明日の朝 思い付いた「これ、やってみたい」をすぐ叶えていきましょう!
種をいっぱい蒔けば未来につながる世界線は広がります
と言いつつ、しんどいよね、こういう時って...
ふぅ。頑張りましょ!