昨日、沖縄ワーケーションルームの漆喰塗りが終わりました!
次の工程は床面
亜麻仁油ベースの自然塗料 リボスを塗布していきます
今日は夕方の便で成田に戻るので作業できるのは午前中のみ
本業の会議もあるので作業できるのは実質2時間
ひとまずキッチンや洗面などの造作物が入る箇所をクリーニングしていきます
床面の清掃 下地材や漆喰をこぼしたところにシミ
養生していたシートを剥がし、
粉塵を取り除いていくと
所々に下地材や漆喰をこぼした跡が・・・
養生が甘かった・・・
漆喰塗りをお手伝いいただいた漆喰マン曰く、漆喰はアルカリ性で杉板にこぼすと黒く変色してしまうそうです
「お酢で拭きるとると落ちるかも」
とのこと
要は酸性のお酢を使うと中和されるってことですかね
とりあえず、同じ酸性である炭酸水をペーパーに染み込ませ、汚れが広がらないよう押し当ててみました
翌朝、こんな感じ
完全には取れませんでしたがだいぶ目立たなくなりました
染み抜きの方法は次回までに調べてみることにします
その他、目地に詰まった粉塵を歯ブラシで取り除いたり
大工さんがつけた墨出しの跡を消したり、軽く水拭きして表面を綺麗にしていきます
自然塗料 リボス メルドスの試し塗り
自然塗料 リボス メルドスは4リッター缶をオーダー
早速試し塗り
余談ですが、無垢の杉板の感触を味わいたくて裸足で作業しています
この感触、ほんと気持ちいのです!
一般的住宅で使われる合板のフローリング材+ウレタン塗装では味うことはできません
東京自宅の床も杉板に張り替えたい・・・
リボスのようなオイル系塗料を床面に塗るときはコテばけを使いますが、まだ道具の準備ができていないのでペーパータオルに染み込ませて塗布していきます
艶が出ていい感じ♪
続いてトイレ
洗面まで進み
帰りの荷物を外に出し、エントランス部分を仕上げて作業完了
リボスの乾燥には12時間ほど必要なので、もう居室には戻れません!
ということでこのまま撤収
次回作業まで暫しお別れです
あまった漆喰を与那原漆喰さんに戻す
沖縄ワーケーションルームの壁面は60〜70㎡くらいだったので、20kg入りの琉球漆喰 10袋いただきましたが、3袋あまりが出ました
与那原漆喰さんにとろ舟(黒いバケット)をお借りしていたので、お返しにいくついでに漆喰と硅砂をお戻しすることにしました
国道58号線を一路那覇方面へ
目の前をF15が通過!
与那原漆喰さんに到着
昨年の今頃、リノベーションの図面を起こしながら、壁面に琉球漆喰を使ってみようと思いたち、与那原漆喰さんに訪れてから1年
ようやく塗り終わることが出来ました
塗り方を教えてもらったり、サンプルを送っていただいたり、いろいろお世話になりましたm(_ _)m
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1月から石膏ボードの下地処理を始め、2月は漆喰下地材塗り、そして、ようやく昨日漆喰塗りが終わりました
ひたすら壁と向き合ってきた3ヶ月
おかげでコテの扱いが上達したのが嬉しい(↑結構綺麗に塗れてるでしょ!)
今回はオーナーの知り合いの左官職人「漆喰マン」がきてくれたので、プロの取り扱い方を間近で見ることができ勉強になりました
特に琉球漆喰(ムチ)はプロでも「塗りにくい!」というくらい硬く、藁などの素材感が強いようで、水を多めに足して練り合わせたりとか、1人でやってたら知ることのなかったノウハウをいっぱい伝授いただけました
オーナーのアイデアで漆喰の手塗りも体験できたし!
ちなみに僕のパートは「沖縄の海」をイメージしております!
まだ水が引けてないので最終的にどんな感じになるかわかりませんが、次回来るのが楽しみ!
ということで、漆喰塗りにご協力いただいた皆様、有難うございました!