先週末に刈り取った小麦
1週間ほど干したので脱穀することにします
今年は日差しを避けるため木陰で作業
まずはビール瓶で穂を叩いて実を落とし
取りきれなかった部分をしごいて
ひとまず穂から実を落とすとこまで完了
このあと殻や塵を風で飛ばす唐箕がけですが今日はタイムアップ
次回続きをやることにします
誰がために小麦は実る
小麦の種を蒔き、刈り取って、脱穀
このプロセスで365日のうちの2〜3日ほど消化します
しかし、収穫した小麦をいただくこともなく、一部は次のシーズンの種となり、一冬越して再び収穫される という謎のサイクルを繰り返しています!
自分でもなんで小麦を育てているのかわかりません!
ただ、自分で小麦が作れるという手応え、種さえ採れればまた来年も収穫できるという確信は持てるようになりました
いつ種を蒔き、いつ刈り取るのか、どれくらいの面積があればどれくらい収穫できるかもイメージできるし、それはそれで良い経験ができているなぁと思うわけです
5月初旬、朝露に輝く姿も綺麗だし
収穫直前のゴールドも美しい
一部はスズメたちのご飯にもなってるようだし、間接的に富が溢れ出しているというわけです!
これが本当のトリクルダウンってやつなんですよ!
小麦は僕が種を蒔くことで種の保存ができ、僕は成長する過程を眺めながら豊さを感じ、スズメはご飯にありつける
とくに誰かのためというわけではなく、それぞれが勝手に動き、誰かの行為がなんらかの作用を及ぼしていく
こうやってゆるく繋がった関係性がまた心地よいのです
たとえ僕が口にすることはなかったとしても、この豊かさのサイクルの中に自分も組み込まれているという一体感を得られるし、それだけでも年間2〜3日費やすだけの価値は十分にあると感じているのでしょう