今年も蛍の季節がやってまいりました!
毎年恒例、いすみの蛍スポットへ向かいました
午後東京を出発し、小屋に荷物を置いてからいすみ市までドライブ
少し早めに着いたので蛍が舞うエリアをドローンで空撮しながら日没を待ちます
19時ごろから街灯に明かりが灯り始めました
いすみの街灯は暖色のLEDライトで、これがまた良い雰囲気を醸し出しています
都市部の寒色系のLEDライトは寒々しく感じるんですよね
空を見上げると雲の合間から月齢4のお月様が昇ってきました
今日は風もなく、そこそこムシっとした気温
さらに三日月で曇り空、月明かりもほとんどなし
蛍が出やすい絶好のコンディションです
Sony a7RIII + Leica APO Summicron 50mm ASPH. F2.0 / F2.0 ISO200 SS20sec
毎年一番多くの蛍が舞う用水路付近で暫し待機
19時半をまわった頃、ポツポツと数匹が光はじめました
その光に誘われるかのように徐々に光の数が増え始めていきます
Sony a7RIII + Leica APO Summicron 50mm ASPH. F2.0 / F2.0 ISO200 SS20sec 5枚を比較明合成
今年は事前情報も入れず、
そろそろかな?
と思いつきでやってきたので、全く期待していませんでしたが、
例年よりも多くの蛍が舞っていました
Sony a7RIII + Leica APO Summicron 50mm ASPH. F2.0 / F2.0 ISO1000 SS1/3sec 4枚を比較明合成
昨年の同時期は例年に比べかなり数が少なかったですが、今年はいろんなところで舞っていました
これもコロナウイルスの影響で人出が減り、大気が綺麗になり、環境がよくなったからでしょうかね?!
Sony a7RIII + Leica APO Summicron 50mm ASPH. F2.0 / F2.0 ISO200 SS20sec
今年は平日に訪れたこともあり全体で20人くらい
お陰でのんびり観賞することができました
去年なんか、用水路の付近は陣取り合戦でしたからね
これくらいの人数が、蛍にとっても、人にとっても、ちょうど良いのかもしれません
でも、こういう自然を楽しむスポットで人の数をコントロールするのって難しいね
今年は幸いにもコロナの影響で必然的に少ないんでしょうけど
*
<今年の撮影>
今年の撮影は、Sony a7RIII + Leica APO Summicron 50mm ASPH. F2.0で行いました
2018年はSony a NEX-6 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.4
2019年はSony a6300 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.4
カメラがフルサイズに移行し、究極の50mmレンズを手に入れ、機材は大幅にグレードアップ!
写真の腕が上がったかどうかはさて置き(笑)、たくさんの蛍に出会えたこととグレードアップした機材に助けられ、一昨年よりも、昨年よりも良い写真が撮れたように思います!
今年はシャッタースピードを長め(ISO200+20sec)と、短め(ISO10000+SS1/3)の2種類を試してみました
シャッタースピードを長くすれば蛍の光が尾を引き線状になり、短ければ点状になります
ちなみにカバーに使った写真は長めに撮影した5枚と、短めに撮影した10枚くらいを比較明合成で合成したもの
ちょっと気持ち悪いかな(笑)
今年は一工夫してみたものの、なんか不完全燃焼
もっと良い表現方法があるはず...
来年はさらに一工夫してみることにします!
蛍は強い光に弱いと言われています
撮影するときはなるべく光が漏れないよう気をつけましょう
僕はカメラにタオルをかけて液晶の明かりが漏れないようにしています
(多少は漏れちゃいますけど...しないより圧倒的にましです)
AF補助光を当てるのは可哀想なのでマニュアルで撮影しましょうね
もちろんフラッシュなんぞを焚くのはやめましょう!焚いても綺麗に写りません(きっと)