ウエサク満月 令和元年初満月

お釈迦様が降誕した日、悟りを開いた日、入滅した日がインド暦第二の満月(4月20日〜5月20日ごろ)であったとされているそうです

この日を祝い、インド、タイ、インドネシア、スリランカ、シンガポールなどヒマラヤから東南アジアにかけてウエサク祭(ウェーサーカ祭)というお祭りが行われています

日本でも鞍馬寺などで毎年5月の満月の日に「五月満月祭(ウエサク祭)」が開催されています

この日は宇宙からの強い浄化のエネルギーが降り注がれる日だそうで、月の光を浴びた水「ウエサク満月水」を飲んだりすることでそのエネルギーを取り込んだりもできるそうです

 

 

今年のウエサク満月は2019年は5月19日

令和になって初の満月でもあります

ジャスト満月になるタイミングが早朝だったので、0時ごろ房総フィールドからお月様を眺めておりました

あいにく薄雲に覆われておりクリアな満月は拝めませんでしたが、雲の切れ間から辛うじてお姿を見ることができました!


Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8 + Sony a6300

 

 

いま私たちは西暦(グレゴリオ暦)という時間軸を共有しています

日本にグレゴリオ暦が導入されたのは明治5年 1872年

それまではインド暦とおなじ太陰太陽暦を使っていたのです

太陰暦は月の満ち欠けを基にした暦

月の動きをベースにしているので、太陰暦の1ヶ月は29日〜30日だったそうです

なので実際の季節とのずれが生じてしまうので1年は閏月を足した13ヶ月

植物を育てたりするときの目安になったり、旬の食材などを知ることができる、自然とシンクロした暦 二十四節気はこの太陰暦のずれを補正するために使われていたそうです

 

暦といえば日本の元号

オフィシャルな暦が2つ以上あるのは日本だけ

太陰暦、二十四節気、日本の元号、目に見えない時の刻み方は実は一つではないのです

 

そして目に見えないものを可視化してくれるのがテクノロジーでもあります

望遠レンズNikon Reflex-Nikkor 500mm F8を使い曇り空の中に浮かぶ月の表面を綺麗に撮ることができました

 

肉眼で見ていたお月さまはこんな感じ↓

Voigtlander Ultron 21mm F1.8 + Sony a6300

 

この世は目に見える世界と目に見えない世界が入り混じっているのだなぁ

 

と房総に浮かぶウエサク満月を眺めながら、そんなことを思っておりました

 

 

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