フリーランスになって早2ヶ月
通勤時間や8時間の拘束が解け、自分でコントロールできる時間が圧倒的に増えました
おかげさまで自由を謳歌しております(笑)
でもなんかもやもやする
このもやもやの正体、僕は知っています
それは「暇」だから
やりたいことをしているときは周囲のことも時間も忘れては夢中になっているはず
もやもやするっていうときは 「自分がしたいこと」 をできておらず、ただ悶々と時間を過ごしているだけなのです
もったいな!
房総で畑やったりドローン飛ばしたり、東京で仕事をしたり、友達と会ったり、ブログ書いたり、やりたいことはやっているものの、フリーランスになったことで増えた「自由に使える時間」をまだまだ使いこなせていない
「何か新しいこと」をしたいと思いながらもなかなかそれを見つけられず
ちょっと焦り気味(笑)
小屋を建ていた時やドローンを自作していた頃のように夢中になれるなにかはないか?!
と、無理くり探そうとしてましたが、
まぁ、こういう時は得てしてうまく見つけられないもの...
わかっちゃいたけど...
で、ちょっとハードルを下げ インプット量 を増やすことにしました
なにかを作ったり、アウトプットすることばかりに囚われていたので、インプットする方に舵を切ったのです
インプットの量と質がアウトプットに繋がることは経験則的に分かっています
もちろん、インプットすることは自分が興味のあること、知りたかったこと
で始めたことは、前々から興味があった 房総ピープルの必読書 「南総里見八犬伝」 を読み始めました!
南総里見八犬伝は、室町時代後期 安房(現在の館山、南房総付近 )を起点に繰り広げられる伝奇小説
史実とフィクション、現実と幽界が混じり合い不思議な感覚に陥ります
ちょっとスターウォーズ的な要素もあり面白い!
原書は98巻、106冊、僕が読んでいる現代語訳版(河出書房)は604ページの長編
作者の曲亭馬琴は48歳から75歳まで28年かけて書き上げたそうです。途中失明したにもかかわらず口述で完成させたんですって
「なにか新しいこと」を始めるのに年齢など関係ないし、例え不自由があったとしても「自分がしたいこと」をしていれば乗り切れちゃうものなんですよね
読んでいる途中、この争いが起きたところはどの辺なんだろう?とGoogle Mapで検索しながら八犬士の足跡を辿っていたら、旅に出てみたくなりました
ほら、インプットするとなんかしたくなるでしょ(笑)