モバイルソーラーパネル+バッテリーで小さな電力自活のすすめ|PowerFilm LightSaver USB Roll-up Solar Charger 導入

今週も房総へやってまいりました

薄曇りですが僕が房総に入る前に雨が降ったようでとんでもない湿度。
少し動いただけで汗だくになるし、ウィークデイの仕事がヘビーだったこともあり今日は休息することにします。
ということで今日のブログは今週アメリカから到着した新しいモバイル発電装置PowerFilm LightSaverについてです。

ソーラーパワーでエネルギー自活すること

房総フィールドは完全なオフグリッド。ここで使う電気はこの100Wソーラーパネルでまかなっています。
小屋に置いてあるキャンプ用冷蔵庫、扇風機、ドローン、カメラ、PC、スマホなどエレクトリックデバイスの充電、照明などは全て自家発電。

もはや日常になってしまっていますが、改めて考えてみるとエネルギーを自活できるって凄いことです。
あと数年もすればクルマもEVにシフトし、エネルギーのスタンダードは電気になっていくと思います。
先日、フランス、英国が相次いで2040年までにディーゼルを含むガソリン車の販売を中止すると発表し、中国もEVシフトの流れになってきています。

この前プリウスPHVを運転しましたが、加速フィールは滑らかで力強く、ロードノイズはタイヤのみ。モータードライブは想像以上に快適でした。僕はレシプロエンジン好きですが、もうEVでもいいやと思えるほどでした(笑)
そしてEVを自家発電した電気で動かすこともさほど難しいことではありません。

エネルギー資源が事実上ない日本は、自活できるエネルギー政策を取るべきだと思うのですが、残念ながらそういった動きは見られません。ひと昔前までは原子力がその役割でしたが、デメリットがあまりにも大きいことを身にしみてわかっており、早急に代替プランを立てるべきだと思うのですが、未だはっきりとしたロードマップが示されておりません。水素エネルギープランも一向に進みませんし、世界レベルで見た時にスタンダードになるようには思えません。

そういった状況からみても、個人レベルで導入のしやすいソーラーエネルギーを使って自活する選択をするのは自衛という意味でもありでしょう。幸いにも僕が生きている間に太陽が消失する可能性は限りなく低いですしね!

PowerFilm LightSaver USB Roll-up Solar Charger

という自分へのエクスキューズをした上で、またおもちゃを購入しちゃいました(笑)

今回導入したのはアメリカ PowerFilm社の新製品LightSaver
パッケージはLightSaver本体とUSBミニLEDライトと一般電源からの給電用USBケーブルの3点
導入の目的は房総フィールドにいない時も自家発電割合を上げるため。この製品に決める前まではAnker、RAVPower、BigBlueから出ているSunPower社のパネルを使った20W〜30W前後の折りたたみ式パネル+10000mAhくらいのUSBチャージャーの構成を考えていたのですが、パネルのみでも400g〜900gほどあり機動力の面で悩んでおりました。

今回購入したPowerFilmLightSaverは3200mAhのバッテリーを内蔵した小型ソーラーパネル。約6時間で満充電になります。3200mAhと容量は少ないですが重量も140gと軽くパネルをロールアップできるので非常にコンパクト。今使っているiPhone SEであれば1.5回充電できます。

発電力・蓄電容量は落ちますがモバイルを前提とするのであればこれくらいが現実的かな?と思い実験導入してみることにしました。

ロールアップしたサイズは19.8 x 4cm、広げたサイズはは19.8 x 47cm

内蔵バッテリー給電用のインプット。マイクロUSB経由での電源からの充電も可能です。

アウトプットは5V 1A。2Aくらいあるといいんですけどね。

手持ちのiPhoneSE、iPad mini4の充電は問題なく出来ました。
ソーラー充電しながらデバイスへの給電はできないと思っていましたが、バッテリー側である程度蓄電されているとできるっぽいです。

発電効率を上げるには太陽の下に置かなくてはいけないので、直射日光が当たらないようデバイスはカバーの下に入れた方が良いですね。

ソーラー発電の力を教えてくれた最初のソーラーパネル PowerFilm AASolarChargerとの大きさ比較。
AA Solar Chargerは単三エネループ4本を同時充電できます。小屋のラジオやドローンのプロポ、Bluetoothマウスの電池はこれで充電しています。

経験則的に、この2製品あればガジェットのエネルギー供給はできそうです。

これで東京の生活でも電力自活割合を”ほんの少し”上げることができそうです。
PowerFilm LightSaverはUSから取り寄せたので$98.97+送料で1万円ちょっとかかっています。コスト面から言ったらもちろん普通に電源から充電した方が圧倒的に安いですが、自家発電することを体験するにはちょうどよい製品だと思います。
僕がソーラー発電を体験したのは単三電池4本からでしたが、その後20W、60W、100Wと徐々に発電容量が上がってきております。次の夢は自家発電した電気で移動すること。

まだ最適なデバイス=EV or PHVが見つかっていないですが、近い将来、房総フィールドに数枚のソーラーパネルと蓄電池を配備し移動エネルギーの自活を目指したいと思っています。
自由を獲得するということは、外部依存を減らすことでもあるのです!

  • B!