整地を終えた後、基礎をつくる前工程のことを水盛り・遣り方(みずもり・やりかた)というそうです。
このステップは建物の正確な位置を定めるため、直角と水平をだし、それにそって基礎を作っていく作業です。
房総フィールドで作ろうとしているパネルハウスの基礎は、独立基礎という方式でコンクリートブロックを置いていくだけなのでさほど難しくはないですが、ベタ基礎、布基礎と呼ばれる鉄筋を入れコンクリートを流し込むタイプでは後からの修正も難しくなるので非常に大事なステップになります。
前回、遣り方(的な作業?!)をして基礎の位置を割出したのですが、基礎の高さ=水平位置も考慮して作業を進めたほうが効率がよかったことにあとで気がつきました。
(水糸を張る時に水平も出しておけば作業が楽でした・・・)
水平を出す機具として水準器(水平器)がありますが、長い距離の水平を取るとなると、下に長い木材を置いて計測したりと取り回しが大変。
そこで登場するのが、水盛り缶と呼ばれるもの。
ホームセンターなどで製品版も売っているようですが、DIY系のサイトをみるとペットボトルを使って自作しているケースが多いので僕も自作することにしました!
*ペットボトルで水盛りを自作
DIY系サイトではペットボトルにホースを繋いでいるだけのものが多いですが、そうなるとホースの先端は常にペットボトルの水位より上に向けておかなければなりません。
微修正しながら作業することを想像すると、もう片方もペットボトルに繋いでしまったほうが、取り回しがしやすそうと思い、デュアルペットボトル水盛り缶を作ることにしました!
準備したもの
・2リッターペットボトル 2個
(面積が広く置いた時に安定しそうで、潰れにくいポリカーボネートが固め=厚めのモノを選びました)
・透明ホース 外径11mm/内径9mm 6m ¥480
・二方型ホース継手 8mm ¥178 x 2個 ¥356
・接着剤
本当はシーリング材で塞ごうと思ったのですが、家にあったシリコーンシーランとが固着していたので、手持ちのGPクリアを使うことにしました。この接着剤だと乾燥してもグニャグニャしちゃいます!
ひとまずこれで完成!
次回作業でお目見えいたします!