Zero HalliburtonやRimowaのトランクをいくつか所有しています。男の子であれば、機能性、デザイン以外にも、月面着陸の際に石を持ち帰るのに使われたとか、飛行機の機体からヒントを得てデザインされたとか言われちゃうとついつい手を出したくなってしまうものです(笑)
Rimowaのトランクには、お作法通り、旅先でステッカーを購入しては貼りまくり、ラゲッジクレームから出てきたときに擦り傷がついたりすると「いい感じになってきたな!」とほくそ笑んでおりました。
しかし、ある時部屋の片隅に置かれたトランクたちを眺めていた時「なんでこんなでかいもいくつももってんだろ?」と気がついてしまったのです。そもそもトランクを使う機会なんて年に数回。日本の狭い居住空間に置いておくのは場所を取りすぎるのです。一方、バックパックなどの布製のカバンは使わない時に畳んで置けるので場所をさほど取りません。
この神からの啓示を受けて以来ハードケースには一切手を出しておりませんでした。しかし、今年そのお告げを破り10年ぶりにハードケースを手にしてしまいました。しかも3つも。
それがこのPelican Case。写真は1200という小型のケースですが、一回り大きい1400、1450と立て続けに3つゲット。なぜハードケースがこんなに必要になったかというと、昨年(2017年)にカメラをリプレイスしてから徐々にレンズが増えてしまい収納場所がなくなったから。
カメラやレンズの保管は、防湿庫に入れるのが一般的ですが、持ち出す際にいちいちケースから取り出すのが面倒。であれば、ケースごと持ち出せるトランク型のものがないかと探した時に見つけたのがこのケースでした。
Pelican Caseはコポリマープロピレンという気包状になる樹脂を使い耐衝撃性を確保しながら軽量化されています。蓋の内側にはOリングが付いており防水性も担保。(やったことはないですが、海や川に落としても浸水しないようです)そして、内側は機材のかたちに合わせて加工できるウレタンフォームが別売りされており、カメラ、レンズをふんわり固定することができます。また、Gore-Tex素材で出来た自動気圧調整バルブがついていて、内圧調整しケースの変形を防ぐ機構まで備えています。
そう、Pelican Caseは防塵防湿が求められるカメラやレンズの保管にむいているうえに、衝撃を気にせずガンガン持ち運べてしまう、理想的なケースだったのです。さらに、米軍が使用するアイテムの標準規格であるミルスペックを満たし前線でも活躍しています。
まっ、結局のところ、そういうストーリーが好きなんですよ、男子って(笑)
Pelican
https://www.pelican.com