デジタルガジェットの多くがバッテリーを内蔵し、USB経由で充電するものがほとんどになりました。
ここ数年で「電池」を使う機会がぐっと減っているのを感じます。
しかしながら、依然として電池を必要とするものもあります。
今まではPowerFilm AA SolarChargerという単三電池を充電できる小型ソーラーパネルを使っていましたが、ハードに使い過ぎて断線につぐ断線。修理しながらだましだまし使っていましたが、そろそろ寿命を迎えたので、新たに充電式電池「エネループ」を充電する方法を探しておりました。
普通にコンセントに差し込める充電器にすればいいじゃん!
って思うでしょうが、僕は送電網が止まった場合でも最低限の電力を自活できるようにしているので、USBバッテリーから給電できるものを物色しました。
チョイスしたのは「Panasonic BQ-CC61-K 単三・単四 Eneloop USB充電器」
以前紹介した28Wソーラーパネルで発電した電力をUSBバッテリーに蓄電し、そこからこの充電器を経由しエネループに充電すれば「電池」の電力自活の道がひらけます。
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私たちは様々な面で便利な時代に生きていますが、そのサービスを提供しているプラットフォームが常に盤石であるとは限りません。
もし何かが起きた時「自分を守ってくれるのは自分しかいない」という前提に立って自衛策を講じることをおすすめします。
僕が週末を過ごす房総フィールドは完全オフグリッドですが、100Wソーラーパネル1枚で12V小型冷蔵庫、扇風機、MacBook、iPhone、デジタルカメラ、ドローンなどなどの電気をまかなえています。
2019年のゴールデンウィークは9日間過しましたが普通に過ごすことができています。
その他にもモバイル用ソーラーパネルやUSBバッテリーも数個保有し、どれくらいの日照時間でどれくらい電気を得ることができるのか感覚的に捉えることができるようになっています。
▼2011年に電力自活を始めた時の記事
https://bosoalternativelife.com/implement-powerfilmaasolarcharger/
2011年に単三電池の充電から始まった僕のソーラー発電も、今や冷蔵庫でドリンクを冷やしたり、ドローンを飛ばすまできました(笑)
こういった試行錯誤を続けていると、もし電気が止まったとしても「なんとかなる!」という安心感があります。
たかが電池ですが「自分で充電できちゃうんだ!」という経験をすると電気が愛おしくなりますよ!