マスタープランを敷地に投影してみる

12月下旬に作った敷地のマスタープラン。このマスタープランを実際の土地に反映させてみました。

マスタープランが気になる方はこちらをご参照ください(別ウィンドウ)
用意するものはメジャー、杭とハンマー、そして紐。


まず境界線に沿って紐を張り、そこから建物の外壁位置までの距離を測ります。四隅に杭を打ち込んで、それをぐるっと囲むと建物の大きさがリアルサイズで浮き上がってきます。


現時点でのプランでは、建物以外に、小屋と1アールの畑を2枚作る予定なので、それらも同様に囲っていくと、頭の中で描いていたものが現実味を帯びてきます。
建設現場で地鎮祭の後、基礎工事が始まる前に木製の杭が打ち込まれているのを見ますが、それに似た作業ですね。この作業は、建築用語で水盛・遣り方(やりかた)というそうです。
今回の目的はマスタープランが妥当なものかどうかを肌で感じるためのものなので、水盛・遣り方ほど厳密ではないですが、この作業のお陰で、建物の大きさが思っていた以上に小さいこと、土地の傾斜が結構あることが分かりました。傾斜に関しては盛土、土留めを考えないと。


あと、以前から分かっていたことですが、敷地内を歩いてみると竹の切り株がいっぱいあります。この土地はもともと茶畑で、その後、畑をやめてからは竹が伸びてきて竹林になっていたとのこと。土地を売る際に伐採されていますが、竹の生命力は強いので抜根・除根対策は必須でしょう。暫くは「竹対策」がテーマになりそうです。
まだ具体的に建物のプランが練られているわけではないので今回の目的は達成。250坪の敷地でできること。そのイメージがだいぶ湧いてきました。

  • B!