昨日の記事にも書いたように、この土地はもともと茶畑で、その後、畑をやめてから竹やぶになっていたそうです。購入した時には竹は切られ更地になっていましたが、敷地内を歩き回るといたるところに竹の切り株が残っています。
地主さんの話では、出てきた芽を切っていけば、いずれ根は枯れるとのことでしたが、ひとまず様子を見てみようと竹の切り株付近を掘り返してみました。すると、想像以上に太い根が地中をはびこっています。しかも、新たな芽が地上めがけて伸びてきている!この様子だと隣地からも伸びてきているのは間違いありません。(ちなみに隣地の奥には竹薮があります)
インターネットで竹の根のことを調べてみると、こんなことが分かりました。
1.竹の地下茎は比較的浅いところ(地下60cmくらいまで)に伸びている
2.除去するには、土を掘り起こして除根するか、除草剤を竹の根の切り口から注入する
※除草剤は日産化学工業のラウンドアップ マックスロードという製品が効果あるようです
http://www.roundupjp.com/
3.隣地から、竹の根の侵入を防止するには、深さ60cm以上の溝を掘り、出てきた芽を切っていくか、トタン、コンクリート、防竹シートなどで防御する
※防竹シートは笠原産業のバンブーバリヤーというものを発見。お値段はそれなりですが、良さそうです。
http://www.b-info.jp/kasaharasangyou/index.cfm?id=22042
除草剤はできれば使いたくないので、まずは自分の手で掘り起こしてみることにしました。といっても250坪もあるので全面を手で掘り返していたらいつまで経っても終わりそうもありません。そもそも身体が持たなそう!
なので、今回は小屋を建てる予定のエリアを整地を兼ねて掘り返すことにします。
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今回は、冬休み期間中の2日間で行った作業の様子をレポート。
道具はスコップ、土をかき出すバケツ、根っこを切るノコギリ。ひとまずコレだけあれば何とかなります。スコップは先が三角形の剣スコップで土を掘り起こし、四角形のスコップですくい上げると楽です。
■1日目
隣地との境界線に沿って土を掘り起こしていきます。地上から見える竹の切り株を掘り起こすと、地下茎が伸びているのが分かります。
さらに30cmほど掘り起こすと直径2cmくらいの根が縦横無尽に伸びていました。
ある程度掘り起こしたら、根をノコギリで切断。
初日は幅、深さ30cmくらい、長さ5,6mほど掘削して終了。
■2日目
1日目は僕と奥様の2人で作業しましたが、2日目は僕の両親も巻き込み4人体制で望みます。(Thanks,Mom & Dad!!)
前回の経験から、地上付近の根切りをするにはクワが良さそうだったので、道中にあるホームセンター「コメリ」に寄ってクワを購入。これが初コメリ体験でした!
僕は境界線に沿って深堀し、奥様と両親には地表付近に顔を出している切り株から伸びる根を除去していってもらいます。
これが取れると快感!土が付いているのでけっこう重たいです。
掘削した土はバケツでかき出して、掘削予定エリアの外に積み上げています。掘削よりもこの作業の方がしんどい。次は土砂などを運搬するネコ車(一輪車)を買おうと決心!
11時頃から作業を始めて16時頃までかけてようやくここまできました。暫くは手作業で頑張ろうと思いますが、肉体的、時間的負担はかなり大きいです。業者に依頼するか、ユンボを借りてみるかも併せて検討した方が良さそうです。
本日の収穫!食べられれば喜びもひとしおなのに・・・
ということで、房総フィールドに人の手が入り始めました。
暫くは竹との格闘になりそうですが、こういったこともなかなか体験出来るものではないので、なまった身体と感覚を自然に近づけるにはちょうど良いエクササイズだと思っています。
でも、身体痛い・・・(笑