一昨年の夏と去年の冬に行った血液検査の結果がボロボロで焦っておりました。
特に肝機能の項目GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTPの値が急上昇。
GOT、GPT、γ-GTPはトランスアミナーゼと呼ばれるもので、肝臓のアミノ酸代謝をしてくれている物質。
肝臓に何らかの問題(肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝がんなど)があるとこれらの物質が血液中に流れ出し値が高くなります。
(こういう身体の仕組みだから血液検査でいろんなことがわかるんですよね。凄いことだ!)
一昨年の夏の検査で指摘されたのは、
「GOT<GPT(GPTの値がGOTより高い)、γ-GPTの高値く脂肪肝の傾向が高い」
ということ。
一般的に言われている肝機能障害を引き起こす生活習慣としては
・アルコールの過剰摂取
・肥満
・運動不足
・薬剤
などがあります。
僕はおアルコールに弱くお酒はほとんど飲めない(今は一切飲んでません!)、痩せ型、運動不足は否めない(でも1ヶ月平均1日あたり9000〜10000くらい歩いています)、お陰様で薬を飲む機会もほとんどありません。
なのに、なぜだ??
と思って肝機能マーカーの値が上昇した頃を振り返っていたら、
あっ、この頃からサプリメントを大量に飲み始めていた
ということに気がつきました。
当時の食生活は、ラーメン、牛丼、トンカツ、コンビニ飯など、それはそれはジャンクなものばかり食べていました(笑)
自覚しつつも食生活をなかなか改善できず、不足分をサプリで補おうとしていたのです。
摂取していたビタミン剤は、マルチビタミン、ビタミンB系マルチ、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、DHA・EPA、ルテイン など
そのことに気がついた昨年冬からサプリメントの摂取を辞め、食べるものをより意識するようになってきました。
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そして昨日 定期検診に行ってきてました。
血液検査の速報では、GOT、GPT、γ-GTPの値は基準値に戻っていました。パチパチ!
この値の推移が100%サプリメントのせいか?
と言われるとわかりませんが、少なからず影響していたと思います。
身体のためと思って飲み始めたサプリがまさかダメージを与えていたなんてね。
というのが今日の発見。
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血液検査の報告書って普通は判定区分(ABCとかね)のところしか気にしませんが、各検査項目が何を意味しているのか一つ一つ読み解いていくと、自分の身体のことがわかって面白いのです。
幸いにもネットに情報は溢れているので、ある程度のことはわかります。
さらに知りたい!と思ったらヘルスケアを専門に扱うクリニックに行って相談してみると良いでしょう。
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やっぱり、食べ物って大事ね。