#52 Apple MacBook Pro 13" 2018

なぜビートニクやヒッピー文化がメインストリームとならなかったのか?

カウンターカルチャーが体制の渦に飲み込まれてしまうのは、それに抗うだけの力がなかったからなのでしょう。もし個人が個としての力を発揮でき、それに共感する人達とより多く繋がれたなら新たな価値を創造することができていたのかもしれません。

高校生でLSDを体験し、ヒッピーかぶれのアタリ社員だったスティーブ・ジョブズと天才エンジニア スティーブ・ウォズニアックがApple Ⅰを世に放ったのが1976年。その8年後、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)やマウスを使って操作する初のパーソナルコンピューターMacintoshを発表。1984年はコンピューターに「個人が個としての力を得られるかもしれない」という魔法がかかった年でした。

Macintoshの登場により誰もが簡単にコンピューターを扱えるようになり、その後、90年代に入りインターネットが普及し始めます。

「何かが変わる!」

と思い僕もMacintoshを購入

手にしたマシンのパワーはCPU 66MHz、メモリー8MB、HDD250MB、インターネットモデムは28.8Kbps

Macintoshの登場から34年、あたりを見渡すと、誰もがスマホを持ち、とてつもない量のコミュニケーションがインターネットを介して行われています。スティーブ・ジョブズがかけた魔法は既に解けており、それは現実となっています。個人が個としての能力を拡張し、世界中の人々と繋がることができるようになっているのです。

2018年、僕が手にした9代目のMacintoshはMacBook Pro 13”

CPU 2.3GHz、メモリー16GB、SSD512GB、使用しているインターネット回線は612Mbps

僕の初代Macintoshの2000~3500倍のパワーを持つこのマシンと20000倍速いインターネットスピードを手にし、僕は何をクリエイトしていくのか?

パーソナルコンピューターというマシンのイノベーションは事実上終わり、次はヒトがイノベーションする時代に突入しています。

ビートニクやヒッピー達が実現できなかった「ある種の理想」を実現できる環境は既に整っているのです。

あとはあなたが「あなたの世界」をどのようにクリエイトしていくかなのです!

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Apple
https://www.apple.com/jp/

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